一般財団法人 日本真綿協会

Outline  概要  令和5年度事業計画

真綿、紬の伝統技術保存と真綿、紬に対する理解啓発・普及促進を図るため、下記1.2.3.の継続項目を重点に事業活動を展開する。


1. 真綿産業振興対策事業

(1)助成金の交付
真綿産業の技術保存、品質向上、生産奨励等の事業に対して助成金を交付する。東京農工大絹研究会や信州大学繊維学部「真綿・蚕糸館」運営委員会(仮称)に助成金を交付する。
(2)講習会の実施
真綿作りの技術継承および普及を図るため、当協会施設「まわたスポット」や信州 上田の「真綿・蚕糸館」にて講習会を継続的に開催する。
(3)学校関係他への教材の提供
真綿作りや真綿を使用した作品作りのため、「真綿・蚕糸館」や学校など関係団体に 教材を提供するともに、要請があれば当協会から講習会の講師を派遣する。


2.紬産業振興対策事業

(1)紬産業の後継者育成や研究事業等に対して助成金を交付する。
(2)紬産業普及のため、「真綿・蚕糸館」など各種展示会に協賛を実施する。


3.真綿・紬織物宣伝対策事業

(1)「真綿のビジュアル・アート」の作品公募
真綿および紬織物の啓蒙を図るため秋に「真綿のビジュアル・アート」の作品を公募し入賞作品については冊子にし、一般に配布する。
(2)作品展の開催
「真綿のビジュアル・アート公募展」及び「真綿の作家特別企画展」を「真綿・蚕糸館」や東京の画廊において開催する。
(3)各種PRパンフレット類の制作・配布や企画をする。


4.その他

(1)真綿・蚕糸関係に寄与する活動に支援する事業を行なう。
(2) 東京国立博物館の真綿展示品(仮題)の冊子制作


備考

信州大学繊維学部「真綿・蚕糸館」を協定書・覚書に従い運用を開始する。